ごまなつ Blog

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経理部の同期と1on1を試みた話

はじめに

先日の技術書典にて、1on1カードを購入しました。ですが、弊社は1on1の文化がある会社ではなく、私は社会人2年目のため1on1の機会がありませんでした。けれども、せっかく購入したのだから、使ってみたいと思い、同期と1on1をしてみようと考えました。また、私は将来マネージャーを目指しているため、その経験になるとも考えました。協力してくれたのは、経理部の同期でした。

前提

  • どちらも1on1の経験はない
  • 開発部と経理部はフロアが異なる
  • 同期のため、何らかの勾配はなく心理的安全性はある

最初の雑談

最初は1on1はどのようなものか説明するところから始めました。1on1によってメンバーのことを知ることで仕事がお互いにやりやすくなることや、コーチングによってメンバーの成長を促すことができます。ですので、実施すると良いのですが、時間がかかりすぎたり、ただの雑談になったり、どちらかが話すだけになってしまうのは良くないという話をしました。相手も理解を示しました。

初めての1on1をするときに、メンバーに説明する経験ができたかなと思います。心理的安全性に関しては、同期なので最初からありますね。ですが、フロアが離れており普段話さないため、お互い近況を話すことでより話しやすい雰囲気を作れたと感じました。

どの話題をやったか

もちろん、お互いどのような仕事をしているかはわかっておらず、相手の業務知識がありません。そのため、業務の進め方や業務そのものに対する話題は成立しないと考えました。体調や人間関係も特に問題ないということで、キャリアについての話題にしました。

どのような話になったか

相手に関しては、相手の意向で割愛させていただきます。 私の話としては、以前nitt-sanにしていただいた1on1によって、思考がループし(漠然とした不安→何かやらなきゃ→何をしたらいいのかわからない→すごい人を見る→焦りと漠然とした不安・・・)、具体的な行動を起こせていないことがわかっていました。それ以外の話題で進めたかったため、1on1カードを見ながら、話題を出していった結果仕事を楽しむにはどうしたらいいのかが話題となりました。達成感、自分の興味、発見、チームワークがキーワードとして自分から出ました。そこから内省を進めています。

感想

相手が仕事や人間関係で悩んでいた場合にどのように声をかければいいのかわからないなど、話題に困ることはあるのでこのカードが役に立つと感じました。また、権威勾配があったり、会社から突然やれと言われた時にはとても役に立つだろうなと思いました。

お互い相手の業務知識がないことによって、仕事の内容や進め方、登場人物について説明する必要が生じたため改めて考えるきっかけになったと話しました。また、言いたくても言えないことはなかったため進めやすかったねと話しました。

今回は初めてだったため、同期とやってみましたが後輩や先輩・上司とも1on1をやってみたいと考えました。