「転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編 」に参加した
イベント内容の説明は割愛。LTとパネルディスカッションの内容をまとめてレポートします。
CAMPFIRE 久津さん スタートアップ転職後の『想定通り』と『ギャップ』
- 自分の影響力を感じなかったので転職を決意
- 新規事業を希望、そこに配属されたが選考時に聞いたプロダクト状況と異なった。出てきた面接官がプロダクトや開発組織を正確に把握しているとは限らない。
- カルチャーに関する質問はどちらも抽象的な会話になる
- イケてるベンチャーという先入観がバイアスをかけていた。あいまいな情報を都合よく補完してしまう
- 面接官をリクエストしたり、遠慮なく細かい質問をする。
- 理解する姿勢はいいが、○○ができないけど問題ないかの連発は良くない。
Repro 三木さん スタートアップは見極められたくない
- スタートアップに入る心構え
- いろいろリスクがあるが、大きなリターンがある可能性がある。
- 会社はどうか(市場規模、成長率、資本戦略)
- 自分はどうか(MA時の株の取り扱い、キャピタルゲインの取り扱いをよく確認。成功するまで自分はコミットできるか、会社より成長速度が遅くならないか)
- 裁量は本当にあるのか、挑戦が許容されるか、自分より上の思想があるか。
- 自分が耐えられる報酬はどのくらいか。福利厚生は無いけど作れる。合理的な提案は通るか?
- やることが変わる可能性がある。一番大事なのは、一緒にやる人の人間性(と能力)
株式会社プレイド 池上さん スタートアップ企業との面談でするべき3つの質問
- スタートアップは、自分と似た考えの人がいて、本質的な議論ができる。が、文化になじめないとつらい。雰囲気や事業の進めやすさが小数人の個人に依存。成長が止まると歪みが出る。
- 面接で自然に出ないトピックを引き出す。面接官自身のビジョンや考え、メンバーのスキル、組織や事業の弱み
- 内容に共感できるか、ミッションと接続されているか
- すごい人が複数いるか、納得感があるか
- 弱点がクリティカルで、自分がその解決に貢献できるか
株式会社スタディスト 北野さん スタディスト開発チームが面接で大事にしている3つのこと
- 公平で、楽しく、分かりあえる
- お互いに選びあう立場。お互いを尊重、面接官の希望を聞く
- 楽しく面接をする。その心は、業務に近い状態で面接をしたいから。言いたいことを言い合えるようにしたい
- 質問には正直に答える。チームによって面接方法が異なる
- 素敵な企業は素敵な面接をしている
LAPLAS株式会社 両角さん Techブログ分析で見えた今転職するべきスタートアップ企業
- いい企業は良いテックブログを書くという仮説からの分析(内容はオフレコ)
- 自分の分析にはぜひLAPLASを使ってください!
パネルディスカッション
良い質問は?
呼び水になる質問。技術の話からビジネスの話につなぐなど。カルチャーってわかる?
正直、入ってみないとわからないことのほうが多い(社内での共通認識など)。フォローしてくれないならそういうカルチャー。コミュニケーションの方法がカルチャーを表す。怖いスタートアップは?
採用を止めている、失敗のリカバリができていないところ。なじんだと思うとき
自分の役割ができたとき、貢献できたと感じたとき。能力がマッチしていない、パフォーマンスが出ていないとつらい。
感想
スタートアップの一般論と、登壇者の方の経験論がどちらも聞けたのが良かったと思います。ずっとスタートアップの方、転職を複数回されている方でお話しされていたので、スタートアップに入る側も受け入れる側もお互いの考えていることを知れたのではないかと思います。懇親会は、皆さん会話が弾んでいました。Connpassのアイコンとユーザ名の名札は、アイコンで知っている方に話しかけやすいので効果が高いと思います。次回の内容が楽しみですし、また参加したいと思います。