ごまなつ Blog

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転職透明化ラボ-ここが残念だよ採用企業&応募者 カジュアル面談編 参加レポート

5/14に開催された、転職透明化ラボ-ここが残念だよ採用企業&応募者 カジュアル面談編に参加してきました。 詳細はここのページで。 rtlabo.connpass.com

内容メモ

  • カジュアル面談とは、会社を知ってもらうためのもの。選考ではない。いわゆるイケてる企業は理解しているが、そうでない企業もある。理解ある企業なら事前準備は会社を軽く調べておくこと、そうでないなら経歴書を一応持っていた方が良い。
  • 求職者に会って話し、会社を知ってもらい、ミスマッチでないことを確認する場でもある。ミスマッチは会社側も求職者側も不幸になる。ミスマッチなら、この時点で切る。
  • カジュアル面談後に面接に進み、カジュアル面談の内容が面接官に伝わってない場合があるので、自分からカジュアル面談で話した内容を話して認識があっているか確認する。カジュアル面談の内容が面接官に伝わっていないことは、求職者側からは会社に危険信号が点る(人事とエンジニアの距離)。
  • ベンチャー企業の人事は、少ない人数で回しており忙しいので応募を見逃すこともある。

感想

 採用担当者と求職者が参加したイベントでした。求職者側は選考フローがどうなっているのか知りたくて、採用担当者側は選考の仕組み自体に興味があり、どちらも満たせていたのではないかと思います。カジュアル面談で会社と求職者のマッチングを確認するのはコストがかかりますが、会社側は面接をするよりコストが低いなら小さな失敗で済みますし、求職者側は面接の前に質問ができ、よく会社を知ることでモチベーションが上がることもあるでしょうしミスマッチと言われればこれからの努力の方向性を考えるきっかけをもらえるのではないかと思います。カジュアル面談は、オープンソースなどのエンジニア業界全体を良くしていこうというエンジニア文化が表れているものでもあると思います。

 採用担当者の方がよく言っていたのが、求職者に会ってみないとわからないということでした。その人が経験してきたものによって考え方・文化・熱意・行動力などが異なります。それらは書類ではわからず、実際に会ってみないとわからないです。会社に合っているかどうか、確認してお互いに不幸にならないようにしようということでした。

 懇親会ではストラップの色で求職者なのか採用担当者なのか分かるようにしていたため、お互いにスムーズに会話や質問ができていたように思います。良い試みだったと思いました。採用担当のエンジニアではあるが、転職活動をしている人はどっちになるのだろうか、と思いました。